CHAMPA

建設された時期は異なるが、平坦な敷地に伽藍が配置されていること、ミソン遺跡群に比べて建物の規模が大きいこと、などの共通点がある。

４世紀から13世紀までに建立された70余りの塔堂を擁するヒンドゥー教の聖地。

10世紀初頭から14世紀までに建立されたヒンドゥー・仏教系の宗教施設。この地域はインド式の呼称であるヴィジャヤと呼ばれ王国の中心的な役割を果たした。

ニャチャンのポーナガルは海の民の女神ヤーン・イヌー・ポー・ナガルを祀る聖域である。ここに８世紀から13世紀の間に建立された遺跡群がある。最も古いものは列柱廊である。

ファンラン、ファンティエット周辺に点在しており、この地域はパーンドゥランガという国域に属していた。８世紀から９世紀中葉までに創建されチャンパ建築では最初期に属する。

14世紀から16世紀中頃の王国末期に属する遺跡。

19〜20世紀の阮朝の首都として150年栄える。

1875〜1890年すべてベトナム人の手で作られた教会。東洋と西洋の建築様式が融合している。

968〜1010年、ハノイに遷都するまでベトナム初の王朝の首都が置かれていた。初代Dinh Tien Hoanと２代Le Dai Hanhの廟がある。

７世紀から１５世紀にかけて、主に砂岩を主材料にしたチャンパ彫刻の傑作が三百点展示されている。オープンエアーの素晴らしい博物館。

ベトナムの伝統建築様式とフランスの西洋建築様式が融合した美しい建物。チャンパの展示品は少ない。